体との付き合い方〜脳と血流量〜

なーんか今日は朝から気分が重いなぁ、マイナス思考が出やすいなぁ、まだ引きずっているのかなぁ、いやいや、もう整理はついているはずだしなぁ、おっかしいなぁ。

と思っていたら、ふと気づいた。
先週末の町のバレーボール大会に出たせいで、肩が筋肉痛になっていることに。
肩を触ると痛いのだ。

はは〜ん、はっは〜ん。と気づいた。前々から肩、首が凝るとうつ的気分になりやすいことに。そこでさっそく鎖骨の下辺りの肩凝り解消のツボを刺激すると、あら不思議!

頭がスッキリすると共に今の今までしにそうな気分だったのが、パッと晴れて健やかな気分になった。

あぁ良かった。

でいつもなら終わるのだが、今日は前々から薄々考えていた、うつ病と脳への血流量の関係を調べたくなった。
だからGoogleで「うつ、脳、血流」で検索してみると、…あった。

医学的根拠が。やはり脳への血流量とうつ病には因果関係があった。

独立行政法人労働者健康福祉機構が2008年7月23日に発表した所によると、うつ病である人の左前頭葉には血流量の低下が見られ、回復期には75%の症例で血流量の回復が見られた。また厚労省の労働者の疲労蓄積度自己チェックリストの点数が高い人には、右側頭後頭部に血流量の低下が見られ、仕事の総負担度の高い人ほど右側頭葉に血流量低下が見られた。さらに、自覚的疲労感が強い人や睡眠障害の著しい人には前頭葉の血流量低下が見られた。

やはり肩凝りなどで筋肉が強張り、血管が圧迫されることで脳への血流量が低下することでうつ病になりやすくなるんだなと納得。
またこの結果によれば、睡眠不足によっても脳への血流量が低下するということなので、睡眠不足によってもうつ病になりやすいということが言えるのではないかな。

へぇーって感じじゃない?
また最近では光トポグラフィなる機器を用いて脳の血流量を測定することができるので、うつ病に対して、カウンセリングではなく、外科的対処が適切にできるようになってきているとか。うつ病は精神の病気ではなく、体の機能不全か病気と認識が、変わってきているんだね。

人間の英知はすばらしいね。

なので、気分が重い人は悩み事の解決だけでなく、肩凝りなどの血流の低下要因がないかとか、睡眠が不足していないかなどを考えてみるといいかもね。