2010年にて臨む

井上雄彦バガボンドの27巻にて、
武蔵と吉岡一門70人との斬り合いのシーンで、吉岡の仲間が粗方切られてしまったのを見て新当主の上田が放った言葉。

「一人の人間の力を見くびったつもりはなかった。覚悟の違いか。裸の命をさらして生きてきた者と守られてきた者。高く切り立った山を登る決意をした者となだらかな街を見下ろせる丘で暮らしたい者の違いか」

2009年は色々と挑戦してきたつもりだったけど、まだ甘かった。まだまだできていないことがあるのにそれから目を反らして比較的得意なことを伸ばす努力しかしていなかった。

2010年は自分の過剰なまでの自信のなさを克服するための学びをまず行う。この自信のなさがオレの人生においてマイナスに働いていることが今年改めて知ることができたからね。

更に人とのコミュニケーションの場数を様々なシチュエーションと相手において増やし、コミュニケーション能力を上げると共に、人との繋がりを広げていく。

座学は十分やってきた。今年は実践から学んでいく。
失敗や傷つくことを恐れて小さな自分で一生を終えるのは嫌だ。
失敗すればいい、傷つけばいい。そうすれば真剣に向き合えるから身につく度合いも高くなるだろう。
そして傷つくことに疲れたら休んだらいい。
メリハリある一年にする。

今の自分、今の生活、今の人間関係、今の評価などなど全ては自分で選んだ結果。自分が望んだ結果。誰のせいでも、何のせいでもない、全ては自分が選んだ結果。
人生は自分で選べる。自分で選ぶことしかできない。

なりたい自分、したい生活、欲しい人間関係、評価を描こう。
それに向けて実直に歩み続ける。

2010年はそんな一年にする。